ウィンギー・マノン(トランペット、作曲、バンド・リーダー) 

Wingy Mannone (Trumpet , Composer & band leader)

ウィンギー・マノン

フルネーム:ジョゼフ・マシューズ・“ウィンギー”・マノン Joseph Matthews “Wingy” Mannone
1900年2月13日(1904年2月13日という記載あり)ルイジアナ州ニューオリンズ生まれ。
1982年7月9日ネヴァダ州ラスヴェガスにて死去。

ニュー・オリンズの生まれだがイタリア系の白人である。
8歳の時にコルネットを手にしたが、2年後電車の事故で右腕を切断、以後片腕で吹いた。これが“Wingy”の仇名の由来という。
”Wingy”とは「素早い」といったような意味なので、片腕で吹いていることを「素早い」と敬意を表したのだろうか?
30年頃からフランク・ティッシュメーカーらと組んで吹き込みや各地を演奏して回る。サッチモばりの歌と演奏で知られるようになった。
35年「カプリ島」が大ヒットして、人気を確立。
40年代はビング・クロスビーと映画やラジオ放送にしばしば出演した。
54年以後は自楽団でラスヴェガス、フロリダ、ニューヨークなどで演奏、65、66年にはニューポート・ジャズ祭にも出演した。

レコード・CD

「シカゴ・スタイル・ジャズ」(Columbia ZL-1091)
「ザ・シカゴアンズ/1928-1930」(Decca SDL-10361)
「30年代のコンボ・ジャズ」(Victor RA-5325)