ベッシー・スミス 1927年
Bessie Smith 1927
1927年ベッシー・スミスは18曲ほどレコーディングを行っている。バックを務めるのは3月の録音ではフレッチャー・ヘンダーソン楽団のピック・アップ・メンバーが務めているが、これだけの大人数が参加したのは初めてである。
またこの年はヒット・チャートに、”After You've gone”59位、”A good man is hard to find”75位、”Alexander's rag time band”81位、”There'llbe a hot time in the old town tonight”92位と4曲ランク・インさせている。
<Date & Place> … 1927年2月17日 ニューヨークにて録音
<Personnel> … ベッシー・スミス(Bessie Smith)
<Contents> … "Bessie Smith/Nobody's blues but me"(CG 31093)
| record2 B-5. | プリーチン・ザ・ブルース | Preachin' the blues |
| record2 B-6. | バック・ウォーター・ブルース | Back water blues |
record2 B-5.[プリーチン・ザ・ブルース]
僕はベッシーのピアノ伴奏はクラレンス・ウィリアムズが合うような気がするが、本人はジェイムズ・P・ジョンソンがお気に入りだったようだ。確かにジョンソンは細かいニュアンスも引き込んでいて、素晴らしいピアノ・プレイだと思う。
record2 B-6.[バック・ウォーター・ブルース]
ベッシーのヴォーカル、ジョンソンのピアノとも聴き応えのあるナンバー。
<Date & Place> … 1927年3月2日 ニューヨークにて録音
<Personnel> … ベッシー・スミス・アンド・ハー・バンド(Bessie Smith and her band)
<Contents> … "Bessie Smith/Nobody's blues but me"(CG 31093)&"Bessie Smith/The collection"(Columbia CK 44441)
| record2 B-7. | アフター・ユーヴ・ゴーン | After You've gone |
| record2 B-8. | アレクサンダーズ・ラグ・タイム・バンド | Alexander's ragtime band |
| CD-10. | マディ・ウォーター | Muddy Water |
record2 B-7.[アフター・ユーヴ・ゴーン]
フレッチャー・ヘンダーソン楽団の主要メンバーが集結している。年間チャート59位にランクされるヒット曲となった。レコード解説によればコールマン・ホーキンスは加わっていないという。
record2 B-8.[アレクサンダーズ・ラグ・タイム・バンド]
アーヴィング・バーリン作の有名曲。カサ・ロマ・オーケストラやベニー・グッドマンも録音しているがヴォーカル入りは少ない感じがする。年間81位にランクされている。間奏の集団即興などはさすがに見事で聴き応えがある。レコード解説によればクラリネットを吹いているのはコールマン・ホーキンスで、バスター・ベイリーは加わっていないという。
CD-10.[マディ・ウォーター]
本来のタイトルは”Muddy Water”として(A Mississippi moan)とあるので、「ア・ミシシッピ・モーン」という別名もあるということなのだろう。解説によればコールマン・ホーキンスがクラリネットで、バスター・ベイリーと2人体制で吹いているという。
ゆったりとしたナンバーで、ブルースではない。いつもながら実に堂々たる歌いっぷりである。イントロ、オブリガード、エンディングとジョー・スミスが活躍する。
<Date & Place> … 1927年9月27日 ニューヨークにて録音
<Personnel>
<Contents> … ”Bessie Smith/The collection”(Columbia CK 44441)
CD-11.[ミーン・オールド・ベッドバッグ・ブルース](Mean old bedbug blues)
前曲に比べるとグッとバックがシンプルとなる。ピアノのポーター・グレインジャーはこのころベッシーの伴奏を専属的に務めていたようだ。本当に素晴らしい歌唱である。
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