ブルース・ピープル 1927年

Blues People 1927

「ザ・ブルース1927-1946」2枚組CD・ボックス

<Date & Place> … 1927年2月24日 メンフィスにて録音

<Personnel> … メンフィス・ジャグ・バンド(Memphis Jug Band)

Vocal & Guitarウィル・シェイド
Kazooベン・レイミー
Vocal & Jugチャーリー・ポーク

<Contents> … 「RCAブルースの古典」(BMG BVCP-8733〜34)

CD1-18メンフィス・ジャグ・ブルースMemphis Jug Blues

ジャグ・ミュージックはケンタッキーで生まれたと言われるが、テネシー州のメンフィスもそのメッカだった。そのメンフィスを代表するジャグ・バンドがこの「メンフィス・ジャグ・バンド」であったという。ヴォーカルが絡み合ったりハーモニーを付けたりと楽しそうにプレイしている。中村とうよう氏はジャグ・バンドはエンターテイメント・バンドだったお云うが確かに楽しくなけりゃお客も来ないということなのだろう。

「MCAブルースの古典」3枚組レコード・ボックス

<Date&Place> … 1927年4月20日 シカゴにて録音

<Personnel> … ファリー・ルイス(Furry Lewis)

Vocalファリー・ルイスFurry Lewis
Guitarランダー・ウォラー
Mandolinチャールズ・ジョンソンCharles Johnson

<Contents> … 「MCAブルースの古典」(MCA RECORDS VIM-20〜22)

Record1A-2スィート・パパ・モーンSweet Papa moan

中村とうよう氏の解説を掲げておく。「ルイスはメンフィスで活躍した人だが、ミンストレル・ショウで歌ったりブルース以外に民謡曲などもレパートリーにしていた。この曲は最初の部分がテキサスの偉大なブルース・マン、ブラインド・レモン・ジェファーソンの「ブラック・スネイク・モーン」(ジェファーソンマイルストーン盤には未収録)に似たフィールド・ハラー風でテキサスの香りがする。上記パーソネルは、ディクソン=ゴドリッチのディスコグラフィーの1982年版ディスコグラフィーによる。」マンドリンと言うのはちょっと変わっている感じがするが聴くと、それなりに馴染んでいるように思える。
ギターはブラインド・レモン・ジェファーソンやブラインド・ブレイク、ロニー・ジョンソンなどと異なりほぼコード・ストロークに終始する。単純に思えるがこういう演奏法だとフォーク・ソングとの距離の近さがうかがえる。

「MCAブルースの古典」1枚目A面

<Date&Place> … 1927年7月1日 シカゴにて録音

<Personnel> … ヘンリー・トーマス(Henry Thomas)

Guitar & Vocalヘンリー・トーマスHenry Thomas

<Contents> … 「MCAブルースの古典」(MCA RECORDS VIM-20〜22)

Record1A-1コットンフィールド・ブルースCottonfield blues

ここもとうよう氏の解説から。「ブルースが最も素朴な形を割と後年まで保ったテキサス州で、特に初期の面影をとどめた録音を1927〜29年にヴォカリオン・レコードに残したのがラグタイム・テキサスことヘンリー・トーマスだった。この曲の最初の4コーラスは、彼としては珍しいくらい12小節ブルースの典型を保っているが、第5コーラスでそれが崩れる。ギターのリズミカルなパターンにも素朴な味わいがある。」確かに非常に素朴さを感じさせる演奏と歌である。

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