ジミー・ランスフォード 1941年

Jimmy Lunceford 1941

スイング時代の黒人三大バンドの一つ、ジミー・ランスフォードの1941年の録音を取り上げよう。

<Date & Place> … 1941年3月26日 ニューヨークにて録音

<Personnel> … ジミー・ランスフォード・アンド・ヒズ・オーケストラ(Jimmy Lunceford and his Orchestra)

Band leader & Directionジミー・ランスフォードJimmy Lunceford
Trumpetユージン・“スヌーキー”・ヤングEugene “Snooky” Youngポール・ウエブスターPaul Websterジェラルド・ウィルソンGerald Wilson
Tromboneラッセル・ボウルズRussell Bowlesトラミー・ヤングTrummy Young
Clarinet & Alto Saxウィリー・スミスWillie Smith
Alto Saxテッド・バクナーTed Bucknerダン・グリッソンDan Grisson
Clarinet & Tenor Saxジョー・トーマスJoe Thomas
Baritone Saxアール・カルザーズEarl Carruthers
Pianoエド・ウィルコックスEd Wilcox
Guitarアル・ノリスAl Norris
Bassモーゼズ・アレンMoses Allen
Drumsジミー・クロフォードJimmy Crawford

前回1940年2月28日からエルマー・クランブリー ⇒ Out
以外同じ面子

<Contents> … "Jimmy Lunceford/Harlem shout"(History 20.1913-HI)&「ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジミー・ランスフォード」(MCA WMC5-328)

邦題原題収録CD収録位置
24ロバーズTwenty-four robbers"Harlem shout"CD1-15.
バトル・アックスBattle axe「ザ・ヴェリー・ベスト」CD-19.
「24ロバーズ」
サイ・オリヴァーのアレンジという。この時期オリヴァーはトミー・ドーシーのアレンジャーだったはずで、掛け持ちだったのだろうかそれとも以前アレンジしたものを吹き込んだのだろうか?アンサンブルのテーマは如何にもオリヴァーらしいサックス・セクションとブラス・セクションの掛け合いである。その後トラミー・ヤングのヴォーカルがフューチャーされ、ヤングとバンド・メンバーの掛け合いが行われる。ヴォーカルの後Asソロ、高音のTpソロ、アンサンブルで締め括る。
「バトル・アックス」
1941年ライヴでのオープニング・ナンバーだったという。ヤング(Tb)、ヤング(Tp)、トーマス(Ts)、ウエブスター(Tp)とソロをつなぐ。

<Date & Place> … 1941年4月22日、8月26日 ニューヨークにて録音

<Personnel> … ジミー・ランスフォード・アンド・ヒズ・オーケストラ(Jimmy Lunceford and his Orchestra)

3月26日と同じメンバー

<Contents> … 「ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジミー・ランスフォード」(MCA WMC5-328)

CD-20.チョコレートChocolate4月22日
CD-21.ハイ・スプークHi spook8月26日
CD-22.ヤード・ドッグ・マズルカYard dog Mazurka8月26日
CD-20.「チョコレート」(Chocolate)

この当時流行したビッグ・バンドによるブギー・スタイルのナンバー。ソロはウィルコックス(P)、ウエブスター(Tp)とつなぐ。後半は分厚いビッグ・バンド・サウンドで盛り上げている。

CD-21.「ハイ・スプーク」
新加入のジェラルド・ウィルソン(Tp)の作編曲。後にモダンなアレンジャーとして活躍するウィルソンの片鱗がうかがえる。
CD-22.「ヤード・ドッグ・マズルカ」
解説の瀬川昌久氏も述べているが、この曲も41年当時としては時代に先駆けたモダンな合奏とソロ・プレイに溢れ興味深い演奏である。

<Date & Place> … 1941年12月22日 ニューヨークにて録音

<Personnel> … ジミー・ランスフォード・アンド・ヒズ・オーケストラ(Jimmy Lunceford and his Orchestra)

8月26日と同じメンバー

<Contents> … "Jimmy Lunceford/Harlem shout"(History 20.1913-HI)

CD1-16.「ブルース・イン・ザ・ナイト パート1&2」(Blues in the night Part1&2)
ハロルド・アーレン、ジョニー・マーサーというゴールデン・コンビによるスタンダード・ナンバー。ゆったりとしたテンポでスミスのAsとバンドの掛け合い、ミュートTpとバンドの掛け合いがあり、ドラマチックな展開の後Asのダン・グリッソンをリードとするバンドのコーラスがフューチャーされる。そして迫力あるアンサンブルが展開されエンディングとなる。パート1、2で5分を越す当時としては長尺物で聴き応えがある。

<Date & Place> … 1941年12月23日 ニューヨークにて録音

<Personnel> … ジミー・ランスフォード・アンド・ヒズ・オーケストラ(Jimmy Lunceford and his Orchestra)

エルマー・クランブリー(Elmer Crumbley)が復帰した以外前回1941年12月22日と同じ面子

<Contents> … "Jimmy Lunceford/Harlem shout"(History 20.1913-HI)

CD2-7.アイム・ルージング・マイ・マインドI'm losing my mind (because of you)
CD2-10.ライフ・イズ・ファインLife is fine
CD2-7.「アイム・ルージング・マイ・マインド」
ダン・グリッソンのヴォーカルをフューチャーしたナンバー。ソロはクラリネット(スミスか)とTs(トーマスか)。
CD2-10.「ライフ・イズ・ファイン」
こちらはトラミー・ヤングのヴォ―カルとバンド・メンバーによるコーラスをフューチャーしている。グリッソン、ヤングとも歌も上手い。ソロはトロンボーン、アルト・サックス。

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