テディ・ウィルソン 1933年
Teddy Wilson 1933
<Date&Place> … 1934年5月14日 ニューヨークにて録音
<Personnel> … ベニー・グッドマン・アンド・ヒズ・オーケストラ(Benny Goodman and his orchestra)
<Contents> … "Jack Teagarden/King of the blues trombone"(Epic JSN 6044)&「新たなる宝庫・黄金時代のベニー・グッドマン」(Columbia CSM 890〜1)
| JT-Record2 B-3. | エイント・レイジー、アイム・ジャスト・ドリーミン | Ain't lazy , I'm just dreamin’ |
| JT-Record2 B-4、BG-record1 B-3. | 生きている限り | As long as I live |
| JT-Record2 B-5. | ムーングロウ | Moonglow |
| BG-record1 B-4. | ブレックファースト・ボール | Breakfast ball |
1934年5月14日の録音は、"Jack Teagarden/King of the blues trombone"に3曲、「新たなる宝庫・黄金時代のベニー・グッドマン」に2曲収録されている。そしてそのうち1曲(「生きている限り」)が被るので、トータル4曲の音源がある。後に黒白混合コンボの先駆けとなったベニー・グッドマンとテディ・ウィルソンとの初顔合わせのレコーディングであった。
JT-Record2 B-3.[エイント・レイジー、アイム・ジャスト・ドリーミン]
ティーガーデンのヴォーカルからソロ、そしてBGのソロと豪華な展開で聴き応えがある。
JT-Record2 B-4、BG-record1 B-3.[生きている限り]
ハロルド・アーレン作のヒット曲。覚えやすいメロディーでヴォーカルとTbソロはジャック・ティーガーデン、Tpソロはチャーリー・ティーガーデン、BGのソロは短いがテディのPソロは24小節もある。
JT-Record2 B-5.[ムーングロウ]
同年9月にはデューク・エリントンも吹き込んでいるが、こちらの方が先の録音である。当時のヒット曲であろう。少しテンポを落としてメロウな感じを出している。ヴォーカルはなしで、ソロはティーガーデン、BG、Tp、P、Tsとソロが続く。ティーガーデン、BG、ウィルソンのソロが聴き応えがある。
BG-record1 B-4.[ブレックファースト・ボール]
ソロはBG、ティーガーデン兄弟が中心となっている。
<Date&Place> … 1934年9月18日にて録音
<Personnel> … ジャック・ティーガーデン・アンド・ヒズ・オーケストラ (Jack Teagarden and his Orchestra)
<Contents> … "Jack Teagarden/King of the blues trombone"(Epic JSN 6044)
| Record2B面6曲目 | ユア・ゲス・イズ・アズ・グッド・アズ・マイン | Your guess is as good as mine |
| Record2B面7曲目 | アラバマに星落ちて | Stars fell on Alabama |
Record2 B-6.[ユア・ゲス・イズ・アズ・グッド・アズ・マイン]
短いイントロからティーガーデンのヴォーカル、ミュートTp、BGとソロが続き再びヴォーカルとなって終わる。
Record2 B-6.[アラバマに星落ちて]
1週間前の9月11日にBGは吹き込んだばかり、但し名義はヴィンセント・ローズ楽団でティーガーデンは加わっていない。ティーガーデンはヴァースから丁寧に歌っていて、同曲のヴォーカルものとしてはベストの一つに数えられるのではないかと思う。
ソロはトランバウアーが取っているが、ヴォーカルの素晴らしさの聴き処であろう。
<Date & Place> … 1934年12月13日 ニューヨークにて録音
<Personnel> … ベニー・カーター・アンド・ヒズ・オーケストラ(Benny Carter and his orchestra)
上記メンバーにアルト・サックスにベン・スミス(Ben smith)、ラッセル・プロコープ(Russell Procope)が加わっているというディスコグラフィーと加わっていおらず上記だけというディスコグラフィーがある。ギターにビリー・ホリデイの父ちゃんクラレンス・ホリデイが加わっている。フレッチャー・ヘンダーソン楽団の1932年の吹込み以来である。
<Contents> … 「ベニー・カーター1933/39」(Philips 15PJ-4)
| A-4. | シュート・ザ・ワークス | Shoot the works |
| A-5. | ドリーム・ララバイ | Dream lullaby |
| A-6. | エヴリバディ・シャッフル | Everybody shuffle |
A-4.[シュート・ザ・ワークス]
最初に出るTpソロはカーターではなく、ランドルフだという。その他の記載は全くないがTsはウエブスターでいいのだろうか?Pは誰なんだろう?またこれも記載がないがアレンジは当然カーターということで夜のだろうか?やわらかいサックス中心のアンサンブルが心地よい。
A-5.[ドリーム・ララバイ]
メランコリックなスロウ・ナンバー。初期のウエブスターの悠揚迫らぬプレイが素晴らしい。この頃からウエブスターはバラード・プレイを得意としていたのだろう。
A-6.[エヴリバディ・シャッフル]
フランスのジャズ評論家ユーグ・パナシェがカーター楽団の代表作の一つとして挙げている傑作という。ここではカーターによるサックス・セクションの典型的な歌わせ方が堪能できるとは解説の大和明氏。確かに最初の部分はホーン・セクションとブラス・セクションの対比が際立つ感じのアンサンブルである。ソロは、カーター(As)⇒ランドルフ(Tp)⇒ウエブスター(Ts)⇒モートン(Tb)⇒カーター(As)である。エンディングの合奏部分は迫力満点である。
このWebサイトについてのご意見、ご感想は、メールでお送りください。
お寄せいただいたご意見等は本文にて取り上げさせていただくことがあります。予めご了承ください。