粟村政昭氏は、ベニー・モートンについて次のように評している。「いわゆる朗々型のトロンボニストで、柔らかい音と常にやり過ぎない趣味の良さが、スイング時代を通じて、彼を最良のトロンボニストの一人にした。」つまりバンドの中で、自分の役割をよく理解し、その役割を忠実に、しかも最良の結果を以て果たすというミュージシャンなのだろう。そのことは彼の数多くの録音実績からもよく分かる。そんなモートンも、この時期は自己名義のバンドを率いていたという。この録音はそのレギュラー・メンバーによるものかどうかは分からないが、6人編成というコンボによるものなので、彼のプレイをよく聞くことができる貴重なものであろう。
| Band leader & Trombone | … | ベニー・モートン | Benny Morton |
| Clarinet | … | バーニー・ビガード | Barney Bigard |
| Tenor sax | … | ベン・ウエブスター | Ben Webstar |
| Piano | … | サミー・ベンスキン | Sammy Benskin |
| Bass | … | イスラエル・クロスビー | Israel Crosby |
| Drums | … | エディ・ダハティ | Eddie Dougherty |
| CD7-5. | マイ・オールド・フレイム | My old flame |
| CD7-6. | カンヴァーシング・イン・ブルー | Conversing in blue |
| CD7-7. | アラビアの酋長 | The shiek of Araby |
| CD7-8. | ライムハウス・ブルース | Limehouse blues |
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