今回が拙HPで取り上げる彼自身の名義による1938年の録音の最後となる。ディスコグラフィーを見るとこの後も録音はあるが、それらはラジオ放送用に録音されたものであり、かつこの年以降の録音を持っていないのである。彼の録音歴は古く1923年の録音から取り上げている。正にジャズ界屈指の名門バンドであった。
この年もヘンダーソンは、ベニー・グッドマンのバンドの作・編曲者としての活動が目立つが、自己名義のバンドでも録音を残している。フレッチャー・ヘンダーソンのレコーディング集として有名な「スタディ・イン・フラストレイション」(写真左)は、この年の録音から1曲をピック・アップして収録しているが、2枚組CDセットには、「スタディ・イン・フラストレイション」の1曲を含む6曲収録してある。ということで今回も左下の2枚組CD”Classic jazz archive/Fletcher Hennderson”で聴いていこう。
| Band leader & Piano | … | フレッチャー・ヘンダーソン | Fletcher Henderson | ||||||
| Trumpet | … | ディック・ヴァンス | Dick Vance | 、 | ラッセル・スミス | Russell Smith | 、 | エメット・ベリー | Emmett Berry |
| Trombone | … | エド・クッフィー | Ed Cuffee | 、 | アルバート・ウィン | Albert Wynn | 、 | ジョン・マコンネル | John McConnell |
| Clarinet & Alto sax | … | エディ・ベアフィールド | Eddie Barefield | 、 | バッド・ジョンソン | Budd Johnson | |||
| Tenor sax | … | エルマー・ウィリアムス | Elmer Williams | 、 | フランツ・ジャクソン | Franz Jackson | or | ベン・ウエブスター | Ben Webster |
| Guitar | … | ローレンス・ルーシー | Lawrence Lucie | ||||||
| Bass | … | イスラエル・クロスビー | Israel Crosby | ||||||
| Drums | … | ピート・サッグス | Pete Suggs | ||||||
| Vocal | … | チャック・リチャーズ | Chuck Richards |
上記は「スタディ・イン・フラストレイション」に記載のパーソネル。"Classic jazz archive / Fletcher Henderson 1897-1952"の記載は分かりにくい。
| CD2-20. | ドント・レット・ザ・リズム・ゴー・トゥ・ユア・ヘッド | Don’t let the rhythm go to your head | 5月27日 |
| CD2-21. | セイヴィング・マイセルフ・フォー・ユー | Saving myself for you | 5月27日 |
| CD2-22. | ゼアズ・レイン・イン・マイ・アイズ | There’s rain in my eyes | 5月27日 |
| CD2-23. | ホワット・ドゥ・ユー・ヒア・フロム・ザ・モブ・イン・スコットランド? | What do you hear from the Mob in Scotland? | 5月28日 |
| CD2-24. | イッツ・ザ・リトル・シングス・ザット・カウント | It's the little things that count | 5月28日 |
| CD2-25. | モーテン・ストンプ | Moten stomp | 5月28日 |