エロール・ガーナーは、ワン・アンド・オンリーと言われる"Behind the beat"スタイルで一本で演奏を行い、一時期大変人気があったピアニストだという。彼はその特異な奏法や読譜力のなさゆえに、他のミュージシャンと共演する機会は少なかった。1944年に吹込みデビューを果たしているが、彼の録音の多くはソロ、あるいはトリオ編成が多い。そんな彼がビッグ・バンドのピアノの椅子に座るのは極めて珍しいことであったろう。僕の持っている彼の最も古い録音は、珍しいことに白人サックス奏者、ジョージー・オウルドのビッグ・バンドに加わったものである。
| Band leader , Tenor & Alto Saxes | … | ジョージ・オウルド | George Auld | |||||||||
| Trumpet | … | ビリー・バターフィールド | Billy Butterfield | 、 | ディジー・ガレスピー | Dizzy Gillespie | 、 | アル・キリアン | Al Killian | 、 | ジミー・ローマ | Jimmy Roma |
| Trombone | … | ジョン・ディアゴスティーノ | John D'Agostino | 、 | イーライ・ロビンソン | Eli Robinson | 、 | トラミー・ヤング | Trummy Young | |||
| Alto Sax | … | ジーン・ザノニ | Gene Zanoni | 、 | マスキー・ルフォ | Musky Ruffo | ||||||
| Tenor Sax | … | アル・コーン | Al Cohn | 、 | アル・ヤング | Al Young | ||||||
| Baritone Sax | … | マニー・アルバム | Manny Albam | |||||||||
| Piano | … | エロール・ガーナー | Erroll Garner | |||||||||
| Guitar | … | マイク・ブライアン | Mike Bryan | |||||||||
| Bass | … | チャビー・ジャクソン | Chubby Jackson | |||||||||
| Drums | … | シャドウ・ウィルソン | Shadow Wilson | |||||||||
| Vocal | … | パティ・パワーズ | Patti Powers |
その独特のスタイルから、ソロ或いはトリオといった小編成での演奏を好んだと言われるエロール・ガーナーが珍しく、ビッグ・バンドにおける録音。まだまだ新人だったので、貴重な録音経験をフイにはしないということだったのではないかな?
| A-1. | ジョージー・ポーギー | Georgie Porgie |
| A-2. | スイートハート・オブ・マイ・ドリームス | Sweetheart of all my dreams |
| A-3. | イン・ザ・ミドル | In the middle |