カウント・ベイシー 1945年

Count Basie 1945

1944年9月ロスアンゼルスで、レスター・ヤングとジョー・ジョーンズは、徴兵逃れという罪で、逮捕されてしまう。1945年12月にレスターは、ジョージア州フォート・ゴードンで10か月の懲役訓練を受けた後、除隊が許される。しかしジョー・ジョーンズがどうなったかは、分からない。ともかくベイシーは、Tsにラッキー・トンプソン、Dsにシャドウ・ウィルソンを入れ、活動を続ける。そのメンバーでの1944年12月23、27日シカゴ・リンカーン・ホテルからの放送音源については、「カウント・ベイシー 1944年」で取り上げた。
僕の持っている1945年最初の音源は、それから約1か月後くらいの同じシカゴのリンカーン・ホテルからの放送音源である。もしかすると、前録音からずっと、そこに出演していたのかもしれない。しかしその後ベイシーとその楽団は、契約先のコロンビアへレコーディングを行っていたようだが、生憎レコードは持っておらず、これが僕の持っている唯一の1945年の録音となる。

<Date&Place> … 1945年1月1日、31日 シカゴ・リンカーン・ホテルからの放送音源

<Personnel> … カウント・ベイシー・アンド・ヒズ・オーケストラ(Count Basie and his Orchestra)

Band leader & Pianoカウント・ベイシーCount Basie
Trumpetエド・ルイスEd Lewisジョー・ニューマンJoe Newmanハリー・エディソンHarry Edisonアル・キリアンAl Killian
Tromboneディッキー・ウエルズDickie Wellsテッド・ドネリーTed Donnellyイーライ・ロビンソンEli Robinsonルイ・テイラーLouis Taylor
Alto Saxアール・ウォーレンEarl Warrenジミー・パウエルJimmy Powell
Tenor Saxラッキー・トンプソンLucky Thompsonバディ・テイトBuddy Tate
Clarinet , Alto & Baritone Saxルディ・ラザフォードRudy Rutherford
Guitarフレディ・グリーンFreddie Greene
Bassロドニー・リチャードソンRodney Richardson
Drumsシャドウ・ウィルソンShadow Wilson

1944年12月23、27日と同じメンバー。

<Contents> … "The Basie special"(Everybodys EV-3004)

B-3.ラヴ・ジャンプド・アウトLove jumped out1月1日
B-4.オン・アヴェニュー・COn avenue C1月31日
B-5.アイム・ファー・イット・ツーI'm Fer it too1月31日

「ラヴ・ジャンプド・アウト」
ミディアム・テンポの心地よいアンサンブルで始まる。最初のミュートTpソロはニューマンで、続くTsソロはテイト、アンサンブルを挟んでベイシー(P)、ウエルズ(Tb)、アンサンブルを挟んで再びベイシーのピアノ・ソロが入り、アンサンブルとなって終わる。
「オン・アヴェニュー・C」
アップ・テンポのナンバーで、リフっぽいアンサンブルを挟みながらP、Tb(ウエルズ)、Ts(テイト)、Tp(エディソン)、Ts(トンプソン)とソロをつなげるが途中でMCが入りフェイド・アウトする。
「アイム・ファー・イット・ツー」
派手なアンサンブルで始まる。ソロはTb(ウエルズ)、Ts(トンプソン)、ベイシー、Tp(キリアン)がアンサンブルをはみながら取っている。ベイシーのソロはブギー・ウギーを取り入れながら盛り上げをはかっている。最後はアンサンブルで大いに盛り上げる。

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