アート・ブレイキー 1946年

Art Blakey 1946

<Date & Place> … 1946年1月3日 ニューヨークにて録音

<Personnel> … ビリー・エクスタイン・アンド・ヒズ・オーケストラ(Billy Eckstine & his Orchestra)

Howard Scott
Band leader & Vocalビリー・エクスタインBilly Eckstine
trumpetレイモンド・オア―Raymond Orrケニー・ド―ハムKenny Dorhamブーニー・ヘイゼルBoonie Hazelショーティ・マコンネルShorty McConnell
Tromboneチッピー・アウトカルトChippy Outcaltハワード・スコットジェラルド・ヴァレンタインGerald "Gerry" Valentine
Alto saxノリス・ターニーNorris Turneyボブ・"ジュニア"・ウィリアムズBob "Junior" Williams
Tenor saxジーン・アモンズGene Ammonsアーサー・シモンズArthur Simmons
Baritone saxテイト・ヒューストンTate Houston
Pianoリチャード・エリントンRichard Ellington
Guitarコニー・ウェインライトConnie Wainwright
Bassビル・マクマホンBill McMahon
Drumsアート・ブレイキーArt Blakey

前回1945年10月からの移動。

Trumpet … ファッツ・ナヴァロ ⇒ ケニー・ド―ハム
Trombone … ウォルター・ノックス ⇒ Out
Alto sax … ジョン・コブス、バッド・ジョンソン ⇒ ノリス・ターニー、ボブ・"ジュニア"・ウィリアムズ
Baritone sax … テディ・サイプロン ⇒ テイト・ヒューストン
Bass … トミー・ポッター ⇒ ビル・マクマホン

<Contents> … "Billy Eckstine / The Savoy sessions"(SJL 2214)

record1 B-3.アイ・オンリー・ハヴ・アイズ・フォー・ユーI only have eyes for you
record1 B-4.ユー・アー・マイ・エヴリシングYou're my everything
「アイ・オンリー・ハヴ・アイズ・フォー・ユー」 … アンサンブルで始まるビリー・エクスタインのヴォーカル曲。
「ユー・アー・マイ・エヴリシング」 … アンサンブルで始まるビリー・エクスタインのヴォーカル曲。

<Date & Place> … 1946年2月、3月 ニューヨークにて録音

<Personnel> … ビリー・エクスタイン・アンド・ヒズ・オーケストラ(Billy Eckstine & his Orchestra)

Band leader & Vocalビリー・エクスタインBilly Eckstine
Trumpetレイモンド・オア―Raymond Orrファッツ・ナヴァロFats Navarroブーニー・ヘイゼルBoonie Hazelショーティ・マコンネルShorty McConnell
Tromboneチッピー・アウトカルトChippy Outcaltハワード・スコットHoward Scottジェラルド・ヴァレンタインGerald "Gerry" Valentine
Alto saxノリス・ターニーNorris Turneyボブ・"ジュニア"・ウィリアムズBob "Junior" Williams
Tenor saxジーン・アモンズGene Ammonsジョシュ・ジャクソンJosh Jackson
Baritone saxレオ・パーカーLeo Parker
Pianoジミー・ゴールデンJimmy Golden
Guitarコニー・ウェインライトConnie Wainwright
Bassビル・マクマホンBill McMahon
Drumsアート・ブレイキーArt Blakey

前回1月3日からの移動。
Trumpet … ケニー・ド―ハム ⇒ ファッツ・ナヴァロ
Tenor sax … アーサー・シモンズ ⇒ ジョシュ・ジャクソン
Baritone sax … テイト・ヒューストン ⇒ レオ・パーカー
Piano … リチャード・エリントン ⇒ ジミー・ゴールデン

<Contents> … "Billy Eckstine / The Savoy sessions"(SJL 2214)

record1 B-5.ザ・ジットニー・マンThe jitney man2月
record1 B-6.ブルーBlue2月
record1 B-7.セカンド・バルコニー・ジャンプSecond balcony jump2月
record1 B-8.テル・ミー・プリティ・ベイビーTell me pretty baby2月
record2 A-1.ラヴ・イズ・ザ・シングLove Is The Thing3月
record2 A-2.ウィズ・アウト・ア・ソングWithout a song3月
record2 A-3.クール・ブリーズCool breeze3月
record2 A-4.ドント・テイク・ユア・ラヴ・フロム・ミーDon't take your love from me3月
「ザ・ジットニー・マン」 … レコードでは1946年2月の録音となっているが、Webでは1947年4月21日録音となっている。僕には判断する材料が無いので、取りあえずここに置いておく。ビリー・エクスタインのヴォーカル曲だが、最後にTs、Tp、Tsソロが入る。TsはアモンズでTpはナヴァロか?但し日付が異なるので違うかもしれない。
「ブルー」 … ビリー・エクスタインのヴォーカル曲。
「セカンド・バルコニー・ジャンプ」 … アンサンブルで始まるスインギーなナンバー。途中にTp、Tb、Tsがソロを取りアンサンブルに戻る。エクスタインのヴォーカルが入らないインスト・ナンバー。
「テル・ミー・プリティ・ベイビー」 … ビリー・エクスタインのヴォーカル曲。ブルースである。ヴォーカルにはTsがオブリガードを付け、ヴォーカル後にTpソロが入る。
「ラヴ・イズ・ザ・シング」 … Tpのイントロで始まるビリー・エクスタインのヴォーカル曲。
「ウィズ・アウト・ア・ソング」 … これもアンサンブルをバックにTpがイントロを吹き上げ、エクスタインのヴォーカルとなる。
「クール・ブリーズ」 … アンサンブルで始まり、Tbソロとなる。続いてTs、Pがソロを取り、アンサンブルに戻り、ブレイキーのDsソロが入り、エンディングとなる。ヴォーカルの入らないインスト曲。
「ドント・テイク・ユア・ラヴ・フロム・ミー」 … ビリー・エクスタインのヴォーカル曲。

<Date & Place> … 1946年10月5日、6日 ロスアンゼルスにて録音

<Personnel> … ビリー・エクスタイン・アンド・ヒズ・オーケストラ(Billy Eckstine & his Orchestra)

Band leader , Valve-trombone & Vocalビリー・エクスタインBilly Eckstine
Trumpetマイルス・ディヴィスMiles Davisホバート・ドットソンHobart Dotsonレナード・ホウキンスLeonard Hawkinsキング・コラックスKing Kolax
Tromboneチッピー・アウトカルトChippy Outcaltウォルター・ノックスWalter Knoxジェラルド・ヴァレンタインGerald "Gerry" Valentine
Alto saxジョン・コブスJohn Cobbsソニー・スティットSonny Stitt
Tenor saxジーン・アモンズGene Ammonsアーサー・シモンズArthur Simmons
Baritone saxセシル・ペインCecil Payne
Pianoリントン・ガーナーLinton Garner
Guitarコニー・ウェインライトConnie Wainwright
Bassトミー・ポッターTommy Potter
Drumsアート・ブレイキーArt Blakey
Strings record2 B-1.〜4.不明Unknown

1946年3月からの移動。Tpセクションが総入れ替えとなっているが、これは西海岸への遠征のためかもしれない。
Trumpet … レイモンド・オア―、ファッツ・ナヴァロ、ブーニー・ヘイゼル、ショーティ・マコンネル ⇒ マイルス・ディヴィス、ホバート・ドットソン、レナード・ホウキンス、キング・コラックス
Trombone … ハワード・スコット ⇒ ウォルター・ノックス
Alto sax … ノリス・ターニー、ボブ・"ジュニア"・ウィリアムズ ⇒ ジョン・コブス、ソニー・スティット
Tenor sax … ジョシュ・ジャクソン ⇒ アーサー・シモンズ
Baritone sax … レオ・パーカー ⇒ セシル・ペイン
Piano … ジミー・ゴールデン ⇒ リントン・ガーナー
Bass … ビル・マクマホン ⇒ トミー・ポッター

<Contents> … "Billy Eckstine / The Savoy sessions"(SJL 2214)

record2 A-5.ウー・バップ・シュバムOo bop Sh'bam10月5日
record2 A-6.ウー・バップ・シュバムOo bop Sh'bam10月5日
record2 A-7.イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイトIn the still of the night10月5日
record2 A-8.ジェリー・ジェリーJelly Jelly10月5日
record2 B-1.マイ・サイレント・ラヴMy silent love10月6日
record2 B-2.タイム・オンマイ・ハンズTime on my hands10月6日
record2 B-3.オール・ザ・シングス・ユー・アーAll the things you are10月6日
record2 B-4.イン・ア・センチメンタル・ムードIn a sentimental mood10月6日
「ウー・バップ・シュバム」 … ガレスピーなどによく聴かれる楽団員とのスキャット・コーラスが入る。ソロはTb、Tsが取る。エクスタインのヴォーカルは無し。
「イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト」 … ちょっとアフロ・ビートを取り入れたエクスタインのヴォーカル・ナンバー。
「ジェリー・ジェリー」 … エクスタインのヴォーカル・ナンバー。ブルース・ナンバーで、Tsがオブリガードを付けている。ソロはTb
「マイ・サイレント・ラヴ」 … エクスタインのヴォーカル・ナンバーだが、ストリングスが入っているのに驚く。これでエクスタインもジャズ・ミュージシャンではなくポップス・シンガーになったということであろう。でもそれはレコード会社の望むところであったろう。いやレコード会社がそうさせたのかもしれない。
「タイム・オン・マイ・ハンズ」 … エクスタインのヴォーカル・ナンバー。中間にTpソロが入るが、マイルスではないことは自信を持って言える。
「オール・ザ・シングス・ユー・アー」 … エクスタインのヴォーカル・ナンバー。
「イン・ア・センチメンタル・ムード」 … デューク・エリントンの作。エクスタインのヴォーカル・ナンバー。

「バッピン・ザ・ブルース」ジャケット

<Date&Place> … 1946年10月18日 ロスアンゼルスにて録音

<Personnel> … アール・コールマン(Earl Coleman)&アン・ベイカー(Ann Baker)

Trumpetマイルス・ディヴィスMiles Davis
Tenor saxジーン・アモンズGene Ammons
Pianoリントン・ガーナ―Linton Garner
Guitarコニー・ワインライトConnie Wainwright
Bassトミー・ポッターTommy Potter
Drumsアート・ブレイキーArt Blakey
Vocal (1,2,6,7,8,9)アール・コールマンEarl Coleman
Vocal (3,4,5,10,11,12)アン・ベイカーAnn Baker

<Contents> … "Miles Davis/Boppin' the blues"(Black Lion TKCB-30490)

「バッピン・ザ・ブルース」CD
CD1.ドント・シング・ミー・ザ・ブルースDon’t sing me the blues take1
CD2.ドント・シング・ミー・ザ・ブルースDon’t sing me the blues take2
CD3.アイヴ・オールウェイズ・ガット・ザ・ブルースI’ve always got the blues take1
CD4.アイヴ・オールウェイズ・ガット・ザ・ブルースI’ve always got the blues take2
CD5.アイヴ・オールウェイズ・ガット・ザ・ブルースI’ve always got the blues take3
CD6.ドント・エクスプレイン・トゥ・ミー・ベイビーDon’t exaplain to me baby take1
CD7.ドント・エクスプレイン・トゥ・ミー・ベイビーDon’t exaplain to me baby take2
CD8.ドント・エクスプレイン・トゥ・ミー・ベイビーDon’t exaplain to me baby take3
CD9.ドント・エクスプレイン・トゥ・ミー・ベイビーDon’t exaplain to me baby take4
CD10.ベイビー・ウォンチュー・メイク・アップ・ユア・マインドBaby won’t you make up your mind take1
CD11.ベイビー・ウォンチュー・メイク・アップ・ユア・マインドBaby won’t you make up your mind take2
CD12ベイビー・ウォンチュー・メイク・アップ・ユア・マインドBaby won’t you make up your mind take3

また、『マイルス・ディヴィスの生涯』によれば、この録音は40年近くリリースされることがなかったという。ということは1986年くらいになってやっと陽の目を見たということになる。僕の持っているCDは1988年の発売されたものなので、このCDがこの録音を収録した唯一のものと考えられる。
曲はいずれも3分前後の短いものだが、マイルスがたっぷりとソロを取っているところが聴き処だろう。ただし素晴らしいと思うようなソロは余りない。中山康樹氏は『マイルスを聴け!』で、”I've always got the blues”のテイク2である4曲目のソロが注目で、「初レコーディングから1年半くらいの間に、マイルスは絶対の自信を身に付けたようだ。この確信に満ちた力強さは、いったいどこから来ているのだろう」と書いている。確かにこのトラックのソロは聴きものである。
全トラックを通じて聴き処を持ったソロを吹くのはテナーのジーン・アモンズだ。前述のように録音後すぐに発売になったわけではないので、売れるようにマイルス名義になっているが、当時もし発売されるとしたら“B”のバンドで史上初のテナー・バトルで名を上げたジーン・アモンズ名義だったかもしれない。このCDはマイルス・ファンなら持っていたい1枚だが、特別マイルスに思い入れのない方には無理におすすめはしないCDである。

「ドント・シング・ミー・ザ・ブルース」
テイクが2つあるが、どちらがマスター・テイクか全く記載がない。ゆったりとしたブルースで、構成はどちらも同じ。ピアノのイントロからマイルスのちょっとたどたどしいソロがあり、コールマンのヴォーカルが入る。中間のソロはアモンズで落ち着いたプレイを展開する。後半のヴォーカルにはこれもたどたどしいマイルスのオブリガードが付く。
「ドント・エクスプレイン・トゥ・ミー・ベイビー」
こちらはテイク4まであるが、例によってマスターがどれか不明。ゆったりとしたブルースで、アンサンブルからアモンズの落ち着いたソロが入り、ヴォーカルとなる。中間のソロはマイルス、倍テンポで奏される。このくらい少し速いテンポの方が、この時期のマイルスには向いているような気がする。テイクを重ねるごとにマイルスは良くなっていくような気がする。
「アイヴ・オールウェイズ・ガット・ザ・ブルース」
こちらはミディアム・テンポのブルース。3テイクがあるがこれもマスターの記載がない。ただテイク1は途中で止まるので、2か3であろう。アンサンブルのイントロからアンのヴォーカルとなる。オブリガードはアンサンブルである。中間のソロはガーナーとアモンズ。この二人のソロはなかなか良い感じである。一度ヴォーカルに戻り、マイルスのソロが入る。この曲でのマイルスは、割と良い。さらにもう一度ヴォーカルが入り、アンサンブルからエンディングに至る。テイク3では、ヴォーカル前に短いBのパッセージが入る。
「ベイビー・ウォンチュー・メイク・アップ・ユア・マインド」
これも3テイクある。アンサンブルからアンのヴォーカルとなる。中間のソロはガーナー。後半のヴォーカルのオブリガードはアンサンブルが付ける。

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